そらばむ

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最近のこと



庭に今年も紫陽花が咲いた。

以下は雑記…というか。家に遊びにきたことのある友人たちへ、ぼんやりした近況報告というか。



祖母が先週ひっそりと、静かに息をひきとりました。93歳でした。
一部友人たちには話していましたが、一年ぐらい前から自宅ではなく、病院で療養生活を送っていました。

聞いてないよって友に軽く説明すると、脳に大きな腫瘍&夜な夜な祖父にドメスティックなバイオレンスをするようになり、隣町の小さな病院に移っていました。―ただ憎いだけの相手なら、部屋を隔離して済むものの、祖母の祖父への感情は…ありとあらゆるものを内包していて、たかだか30年生きた程度の私では、言葉に表せない類のものでして。
祖父と仲のいい母に向かって、嫉妬のあまりゴミ箱を投げつけるなどのハッスルっぷりでして、介護必要なの誰だって日々でした。はは。

祖父もまた、散々罵倒されようと、腕が痣だらけになろうと、血まみれになろうと、相変わらず「オレぁ大丈夫なんだ、それよりな、かあさんがな、」とか言って、頭の中は祖母のことでいっぱいでして。
まあとにかくそんな感じの二人だったわけです。
そんな二人ではありましたが、祖父のほうが不整脈を抱えてるため危険と判断して、医師と共に家族会議の末、祖母は入院、祖父はそのままうちで療養という形で、互いに距離をおきつつ、お見舞いに行く日々でした。

口癖は、「私はもうしんだっていいんだ」「みんな先にしんでしまったんだから」。
するとすかさず母が「なに言ってんの?(般若ヅラ)」で一蹴してましたけどね…(´v`;)このての話は私考え込んでしまって、なかなか返答できなくなるから、あの人の強さだなと思う。…いや、単純に死生観について母と祖母は分かり合えないタイプだから、マジギレしてただけみたいだけど…、うん…ヒヤヒヤする時もあった。

私が最後に目を覚ましてる祖母と、交流らしい交流がとれたのは、昨年のクリスマスでしょうか。もうそのあたりから眠ったっきり起きないことも多かったのですが、その日は起きていたのでラズベリームースを食べさせた記憶が。相変わらず、誰とも会話する気はない!私は生きていたって仕方ないんだから!って感じの無言の態度を示されたけど、はいおば~ちゃん。めりーくりすま~す。って口もとにスプーン持ってたら無言のまま、バクバク完食してましたね(笑)

でもその後は、声をかけてもぐっすり眠っている時間のほうが、多くなりました。
苦しむことなく、本当に、徐々に徐々に衰えていった、という感じです。最期の日も、看護師さんがふと見れば、呼吸が止まっていたそうです。



祖父は、祖母が他界した日から葬儀の席の間も、ずっと、ずうっと泣いてました。
今も、祖母の話題が出るとすぐに泣いてしまいます。

あまりの悲しみっぷりに、親戚だけではなく、葬儀場の方やお坊様にまでずいぶん心配をかけました。
一方で、お通夜のあと、叔母さんや従妹たちは、「うぅぅうらやましい!」とか言ってて「んん?」って返事したら、「あんなに愛してもらえるなんて」と言ってる方もいました(´v`) うーん。…、どう思う?おばあちゃん。

祖父のこぼれる涙を見て、みんなどう思ったのでしょうね。
最期のこと。大切な人のこと。
生き方。

私はー 内緒です。
くっちゃべってばかりいないで、動きなさい!と、祖母に叱られそうです。

| おもいで | 15:09 | TOP

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